久しぶりに書評を書いてみようと思う。
かなり久しぶりなので、なんだか変な感じがする。
今回の1冊はこちら!
読もうと思ったきっかけ
書店で見かけていて気になっていたけど、タイトルの中に『経済学』と含まれていたこともあり、中身を見ずにスルーしていた。しかし、Facebookで友人数人がおすすめだと言っていたので、自分も読んでみることにした。
感想
自分のバックグラウンドがWebアナリストであるということもあるが、字が大きかったこともあり、3時間ほどで読了。
読み終わったあと、かなりタイトルに惑わされていたことを感じた。
書籍内では、事例として医療統計が、具体例として広告費の効果測定が取り上げられており、どこらへんが経済学なのか?という印象を持った。
ただ、「因果推論」についての理解を深めるという意味ではかなりの良書であると感じた。ビジネスを分析する上で、原因と結果をきちんと定義するということはかなり重要だ。まず自分の中に分析指針をきちんと確立しないとすぐに意味のない分析になりがちだと感じている。
また、個人的にビックデータをビジネスに活かすことに興味があり、下記の本で勉強をしていた。
この本で因果推論という考え方について触れていたが、そのときはよく理解できなかったこともあり、あまり腹落ちしなかったのだが、今回「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法を読んだことで、かなり理解が進んだ。
この本の書評を書かれているが、西内氏の下記の本を読み返してみたいと感じた。
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統計学が最強の学問である[ビジネス編]―――データを利益に変える知恵とデザイン
- 作者: 西内啓
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/09/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本についても追って、書評を書きたいと思う。
ではでは。